豪徳寺 萌美(ごうとくじ めぐみ) CV:芹園みや
小学校のときの同級生だったが、今回も編入した璃遠と同級生に。クラス委員長。璃遠の前に出るとすぐにツンツンしてしまうが、実は好きでしようがないツンデレキャラ。胸が少し小さめなのを気にしていて、いつもミルクを飲んでいる。小学校の頃、絵が抜群に上手かった璃遠に憧れ、現在美術部所属。璃遠が転校してきた事により、自分の気持ちを再確認、
乙女心が萌えあがる。だいぶ前、まだ小さい子供だった頃‥‥彼に
一枚の絵を描いてもらったことがある。

机の一番下の引き出しに、大切にしまってある想い出――
それでもクリアな想い出は、少しずつ「時間」という味がそそがれ、次第に薄まっていく。机の中に閉まったそれは、私の中では希薄になっていた‥‥はずだった。だけど彼の姿を見た途端、心臓が激しく動き始めた。
もしかして恋‥‥?
ううん、違う、違う。彼の才能を、もう一回確認したいだけよ。そうよそうよ。でも‥‥私のこと覚えていなかったりして‥‥。誰オマエ? なんて言われたらどうすればいいかな。なんとか美術室に彼を迎え入れ、自分の絵を描かせた萌美は確信する。
あのときの「彼」だ!

「海で人体デッサンしたいんだけど、付いてきてくれない?
ご、誤解しないでよね、あくまで美術部として行くんであって…」
「きょ、今日、う、うちにゴハン食べに来ない? りょ、両親がいなくてさ、
食材買いまくって余っちゃったの。高翔って、たくさん食べるんでしょ?」
萌美の璃遠へのアタックはもう止まらないのだ!